高齢者の医療・介護

9月10日(日)実施のFP2級実技試験に介護保険の問題がありました 
2023年9月10日(日)に実施されたFP2級の実技試験で介護保険の自己負担に関する問題がありましたので、ご紹介します。問題は問40です。介護は最も重たい状態が要介護5になります。それ以上はありませんのでMaxです。数字が小さくなるにしたがって(ざっくり言えば)介護度合いも軽くなっていきます

親が脳梗塞で急性期の病院に入院したらいくら必要か
親が年をとれば病気になって入院する確率も高くなります。75歳を超えた親が、仮に脳梗塞で入院したらいくらかかるのでしょうか。所得区分は一般)の親が脳梗塞で倒れ、急性期の病院に入院した場合、1ヶ月の医療費が約120万円かかっても、高額療養費の自己限度額は57,600円です。ただし、入院時の食事療養費や差額ベット代などは、高額療養費の対象外で全額自己負担になります。食事代(食事療養費)は1食460円ですので1日あたり460円×3食=1,380円です。例えば、31日間の入院した場合、食事療養費は1日当たり1,380円×31日で42,780円になります。これに医療費の自己負担額57,600円、その他病衣(おむつ代等は除く)が加算されて、

介護費用の減額制度などは積極的に相談しましょう
介護老人保健施設の利用者・入居者に対する介護負担限度額認定制度の説明義務を怠ったため、不法行為責任又は債務不履行責任が認めれた事例が独立行政法人国民生活センターの2023年5月号で紹介されています。最初に、介護老人保健施設とはどのような施設でしょうか。高齢者向けの施設には、大きく分けて公共型と民間型があります。 比較的割安な公共型の施設には、公的介護保険施設(介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、介護医療院)、ケアハウス等があります。一方、民間施設には、住宅型有料老人ホーム、介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などがあります。 介護老人保健施設(以下、「老健」という)とは、上記のカテゴリーでは、公共型の施設で、医療系の公的介護保険施設です。病状が安定している方に対し、医学的管理のもとで看護、介護、リハビリを行い、在宅復帰を支援する施設で、入所対象者は、原則65歳以上で要介護1以上になります。

遺族年金を受給している親の介護保険施設代
遺族年金を受給している母親ですが、仮に要介護5になった場合、介護老人福祉施設(以下特養という)に入所すると月いくらかかるのでしょうか。1ヶ月の自己負担額は、「サービス費用」に「居住費・食費」、「日常生活費」を足した金額になります。

介護費用はいくらかかる
介護費用は一体どのくらいかかるの? 介護にかかるお金は、人によって違うので一概には言えないとよく聞きます。確かに、老人ホームなどに入って「何千万円かかった」などゾッとする金額を耳にすることもありますが。皆目見当がつきません。ただ、少しでも参考になる概算値がないと準備することもできません。 そこで介護費用を把握するために次の1~4を把握してはどうでしょうか。

特定入所者介護サービス費の利用者負担段階の年金収入等とは
特定入所者介護サービス費とは、低所得者の方が施設利用が困難にならないように申請により、公的介護保険施設の食費・居住費が軽減される制度のことです。また、ショートステイ利用時にも適用されます。対象となる低所得者とは、所得要件と資産要件の2つをすべて満たす方になります。年金収入等とは、「公的年金収入金額(非課税年金を含む)」と「その他の合計所得金額」を合計したものです。

地域包括支援センターまたは介護保険課の窓口で要介護認定の申請をする必要があります。おおよそ30日後に、「要介護1~5」「要支援1・2」「非該当」の結果が通知されます。
65歳以上の介護保険料の計算はどうなる
介護保険料は、市町村によっては所得基準をより細分化して16段階等にしている自治体もあります。第8期(令和3年度から令和5年度)の全国の介護保険料額(月額・加重平均)は6,014円です。過去の保険料の平均をみると第1期は2,911円、第2期3,293円、第3期4,090円、第4期4,160円、第5期4,972円、第6期5,514円、第7期5,869円です。介護保険制度が始まって以来、約2倍を超えて増加したことになります。高齢者の方々にとっては今後も負担増が予想されそうです。。介護保険料は当該年度の4月1日現在の世帯状況と前年の合計所得金額等をもとに計算されます。

有料老人ホーム等の介護施設のリモート見学代行。 高齢期の住まいには、公的施設である特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)等があります。ただし、特養は原則3以上であり、老健は在宅復帰が目的の施設です。一方、民間施設である有料老人ホーム等は費用がピンキリです。民間施設である有料老人ホームに入居する場合は、候補施設を訪問したり、体験入居をしたりする必要があるでしょう。ただ、何らかの理由により施設訪問が難しい場合もあります。そのような場合には介護施設見学代行を利用するのも一つかもしれません。また、有料老人ホームの選び方ときには次のようなことにも留意してみましょう。 ※有料老人ホーム等の介護施設の見学代行を実施していない施設もあります。
介護のための帰省代は医療費控除になるの
介護 医療費控除の対象は?遠距離介護でとくに大変なのが交通費です。たとえば、飛行機で1ヶ月に1度帰省するとそれだけで何万円となります。医療費控除の対象にはなりませんので、早割や介護割引を使うのがよいでしょう。

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