資産運用

新NISA(つみたて投資枠)の商品選択はインデックス型?
資産運用 · 2024/01/06
つみたてNISAの対象商品は280本(2023年12月28日)、内訳は、インデックス型227本、アクティブ型45本、ETF8本です。ただし、この中から選ぶのも大変です。インデックス型は、指数に連動することを目指します。指数とは、例えば、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)、NYダウ、S&P500種などのことをいいます。一方、アクティブ投資は、指数を上回ることを目指します。そのため、銘柄を選ぶのに調査するなど時間やコストがかかります。インデックス型に比べ信託報酬は高くなります。初心者等の場合は、シンプルで分かりやすいインデックス型がいいのではないでしょうか。また、同じ指数に連動するインデックス型の場合、コスト(信託報酬)低いものを選びましょう(差がつくのはおおよそコスト分)。この費用は、信託財産の中から毎日差し引かれます。長期運用するほどその累積金額の差が大きくなります。 ※信託報酬とは、管理・運用してもらうためのもので、運用の成果に関わらず、投資信託を保有している間、投資家が負担する費用です。

新NISAの口座開設。銀行?証券?どこがいいの
資産運用 · 2024/01/02
NISAはひとつの金融機関しか口座は開設できません。金融機関選びは慎重にする必要があるでしょう。ズバリ金融機関によって、商品ラインナップが違います。なお、口座変更は1年に1回できますが、手間がかかったり、変更したい年に新NISAを一度でも利用していると変更できない等の制約があります。 つみたて投資枠の対象の商品は280本(2023年12月28日)、金融庁の一定の条件を満たした商品のみが対象になります。280本の商品がすべての銀行や証券で取り扱っているわけではありません。

新NISAは元本割れしないの?
資産運用 · 2023/12/24
NISA(ニーサとは、Nippon Individual Savings Accountでイギリスの制度をモデルにしています)とは、通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。 NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益に税金がかからない制度です。例えば、30万円でC株を買って、40万円で売却したとします。そのときの利益は10万円です。通常は10万円の約20%の税金がかかり、8万円が手元に残ります。 NISA口座で同じように利益はがでた場合は、8万円ではなく10万円そのものが手元に残ることになります。投資資金が大きく利益が大きいと約20%の税金は大きいです。 いままで投資をして、身近に感じている人たちにとって、「非課税」は魅力があるでしょう。初めて投資をする人は、税金がかからないと言っても必ず儲かるわけではないので注意が必要です。