リタイアメントのライフプランを考えるにあたって以下を確認します。
- リタイア後の暮らしのイメージ→ライフイベントを作成
- 各イベントにかかるお金の試算
- 医療費や介護費→高額療養費制度や高額介護サービス費の制度があり自己負担額の上限がある。さらに医療費・介護費ともにお金がかかったときには高額医療・高額介護合算療養費制度があります。ただ、注意する点は同じ保険者でなければ合算できない点です。例えば、夫が後期高齢者医療保険、妻が国民健康保険であれば合算が不可能になります。
- リタイア後の収入の把握→年金収入が主になりますので、70歳くらいまで働くことによって年金繰下げ受給で収入を増やすことも視野に入れます。ただ、年金の繰下げ受給で収入が増加した場合、所得税や住民税、社会保険料も増える可能性があります。年金の繰下げ受給では、1ヶ月0.7%増えます。5年繰り下げた場合は42%の増加となります。
- セカンドライフの収支のチェック
現状分析から、ご自身の暮らしをよりよいものにするために、収入の増加や支出を抑えるなどしてライフプランを作成して、可視化することは重要です。一度作成して見直しを適時行ってみてはどうでしょうか。