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老後の介護以外の資金需要

親の介護が終わるのは、亡くなるときです。

 

以前、70歳代の方とお話していた時に、介護後、亡くなり、同居していた長男家族は、親が元気な頃から葬式は質素にしてと言われていました。

 

亡くなった時に、葬式は質素にしようとしたところ、遠方の親の兄弟からきちんとした葬式をしてくれと言われたそうです。

 

このような話は、時々ききます。自分たちの考えと、身内の考えが異なり、当初の予定より葬式費用などがかかり大変だったと言われていました。

 

理想は、日頃から身内の方とコンタクトをとり万一の時のことを事前に了承を得ることだと思いますが、現実的には、難しいかと思います。

 

ですから、ライフプランを考えるときに、葬式代を予定より少し多めに考えたほうがよさそうです。

 

また、老後は、大きく分けると「介護」、「大きな支出(葬式、病気等)」、「相続」の3つがありますが、すべてがある程度トレード・オフの関係にあると考えるべきだと思います。

 

上記のように「介護」や「葬式代」にお金がかかれば、残す必要はないということになります。

 

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カワムラ行政書士事務所