開業資金と開業後に分けて必要経費を算出します。開業後は予想売上をたて収支計画表を策定します。「売上」は過少に、「経費」は多めにすることが重要です。
資金計画を作る前に次のことを確認しておきましょう。
- アイデアは具体化し、「誰に」・「どのようなサービスをする」かが明確
- SWOT分析(自社の強み=セールスポイント・弱み・機会・脅威を分析)して、「強み」×「機会」が方向性の決定
- 競合分析・市場環境(地域密着であれば周りの競合になるような事業者を徹底的に調べ分析することが重要)
- 具体的な販売方法(例えば、広告をする場合であれば、紙媒体もしくはインターネット広告なのか、紙媒体であれば、何新聞なのか、新聞折込広告の場合は何曜日にどの新聞に折り込むのか等想像できることをより具体的にすることが重要です)
なお、自社の強みがよく分らないという方は、今までのご自身の経験を棚卸してみるとくっきりと浮かび上がってきます。
さて、開業資金について洗い出しを行います。
【事務所・店舗賃借料】
- 敷金・礼金・保証金
- 仲介手数料
- 家賃1か月分
- 看板契約料
- 駐車場契約料
- その他
【改装・設備費用】
- 事務所・店舗改装費
- 看板製作費
- インターネット環境整備費
- その他
【什器・備品費】
- 什器(机・椅子等)
- パソコン類
- ソフトウエア
- 電話・FAX
- 設備機器等
- 文具・事務用品
- 自動車
- その他
【広告宣伝】
- 名刺
- 会社案内
- 商品パンフレット、チラシ等
- ホームページ
- その他
【仕入費用】
- 仕入
- 外注費
- その他
これらを合計した結果が開業資金になります。開業時は資金を抑えるためにも「中古」で可能なものは、「中古」で揃えることをお勧めします。また、自宅開業が可能であれば、自宅での開業でコストを抑えることが重要です。
事業によって開業資金にバラツキがあります。資金が必要な場合は、日本政策金融公庫が行っている創業融資を活用するのもひとつです。ご自身で事業計画書等を書く時間がない等の場合は、当事務所では創業融資のサポートも行っていますので、お問い合わせください。
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