高齢者と話をすると、今後、介護にはなりそうもないと答える人が多いです。
そこで資料からみると、第1号被保険者のうち要介護3以上の要介護者数は約220万人です。
第1号被保険者数は約3500万人ですので、割合は約6%になります。
例えば小学校の40人クラスで6%は2~3番以内になります。確かに介護は関係ないかもと思う人が多いかもです。
次に75歳以上になるとどうでしょうか。
第1号被保険者数は約1780万人。うち要介護3以上は約197万人。割合は約11%です。10人に1人くらいですね。
これでも小学校40人クラスで11%は4~5番以内になります。
35~36人は対象外ですので、介護は関係ないかもと思う人が多いかもです。
最後に、85歳以上になると、第1号被保険者数は約563万人。
うち要介護3以上は約131万人。割合は約23%です。
このケースでは小学校40人クラスのうちに9~10人であれば、微妙に該当するかも思はじめるかもしれません。
この数字の捉え方で資金計画はかわります。貯金で対応するのか、万一に備えて保険で準備するのか。
※平成31年1月分 介護保険事業状況報告(暫定)より
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